下諏訪倉庫旧倉庫群について

下諏訪倉庫旧倉庫群 解体前

老朽化し、耐震性の問題などから解体に

明治・大正時代、中央線開通および機械製糸業の発達により、諏訪地方は我が国第一の生糸生産地となり、弊社は明治33年に第19銀行、佐久銀行、三井合名会社の三金融機関により設立され、繭蔵としての責務を果たしてきました。

諏訪大社春宮の参道に、繭蔵として建てられた倉庫群は、下諏訪倉庫本店として倉庫や精密機器を海外に輸出するための梱包作業を行うなど、地域の産業と密接に関わってきました。 しかし、立地条件や倉庫の老朽化など、時代の変化と共に建物の維持が困難になり、2006年9月に取り壊しが決まりました。